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漢方と鼻の日々

90年代〜00年代

最初のオーダーメイド漢方薬から、二年ぐらいは快適だったのですが、風邪をひいたのがきっかけで、また黄色い鼻水が出始めました。
蓄膿症は治ったのだから、風邪の鼻水ぐらい、放っとけば治ると考えていたのですが、私の鼻は、違う考えだったようです。

鼻水が出始めてからはティッシュ一筋だったのですが、90年代後半には黄色い鼻水が爆弾のように出ていて、鼻づまりも酷かったと思います。
この時期、私は朝抜き昼夜コンビニ、ファミレスというジャンクな食生活を送っていましたので、これが拍車をかけたのかも知れません。
初めて蓄膿症と診断された中学生の頃を彷佛とさせる状態。

こういうのを既視感と言うのでしょうか。

二回目のオーダーメイドは、確か、インターネットで見かけた薬局が比較的近所だったので、試す気になった、ような記憶があります。私、引越したので、一回目とは別の薬局ですが、漢方に対する、私の信頼性は高いです。

今度こそ徹底的に治す!

意気込みました。

この時も、直接薬局に行って、薬剤師の方に症状を説明し、煎じ薬を処方してもらいました。一日三回、約二年間飲んでいたと思います。値段は、確か一ヶ月分で一万二千円でした。

薬剤師さんの説明では、粉薬より煎じ薬の方が、成分が体内に吸収されやすいということで、煎じ薬をオーダーしました。

面倒か否かで、治療法を選択するきらいがある私にとって、これは結構な手間でしたね。

薬を薬缶に入れて水を注ぎ、弱火で半分の量まで煮詰めるまで、一時間近くかかります。

時々火にかけたまま忘れて、中身を炭にしたこともあります。換気扇を回しっぱなしにしていても台所中に漢方の匂いが充満して、なかなかテイスティ。

・・・まあお試しあれ(←誰が試すか)

こうやって手間暇をかけて抽出した薬ですが、“苦みばしった”としか言いようが無い味です。

ゴーヤ好きな方は、平気かもしれませんが、こちらは一時間煮詰めた、まったりと濃い苦味です。漢方テイストな匂いも、かなり、します。

私は一日三回、150ccずつ飲んでいました。ま、馴れです。

さて、この薬が劇的に効いたかというと、こちらの期待が大きすぎたのかも知れませんが、実感としては最初の漢方薬ほどではありませんでした。前回の記憶が美化されていたのかもしれません。

もちろんティッシュ一面に広がる、黄色い鼻汁は最初の何ヶ月かで激減したのですが、どうも朝晩の鼻づまりが完全に消えないし、後鼻漏もありました。今ひとつ詰めが甘い感じ。

中国四千年の歴史は、どうした?

しかし私自身は、一回目の劇的な効き目を期待していましたから、月に一度、調剤してもらう度に、薬局で状況を説明します。薬剤師さんは、その度に配合を変えて調剤してくれました。が、完治しない。

私は最初の漢方薬治療を中途半端に止めてしまったので、今回は、どうしても完全に鼻水を止めてしまいたい。しつこく粘ります。
こんな調子で約二年間飲み続け、最後には薬局の人もあきらめムード。

結局、私もあきらめました。

若干の鼻づまりと後鼻漏が残りました。

“もう一生治らない。また風邪ひいたら、元に戻るんだろうな”

ビビっているくせに、それでも病院に行くつもりがないという・・・90年代以降に蓄膿症治療が大幅に進歩したことを知らないとはいえ、徹底的な病院嫌い。

そして二回目のオーダーメイドから一年程は、そこそこの鼻具合だったのですが、風邪をひいたをきっかけに再び黄色い鼻水が増え始め・・・こういうのを既視・・・もういいか。続きは『馬油と鼻の日々』をお読みください。

今思えば・・・

二回目の漢方治療以降は、90年代後半〜2002年頃に匹敵するような、大量の鼻汁は出ていませんので、私の副鼻腔炎は、この時の漢方薬で完治した可能性が高いように思います。断言はできませんけれど。

多分、この頃までには鼻粘膜の炎症がタバコのせいで慢性化していたために、副鼻腔の炎症が消えても鼻炎は残ったのでしょう。
それとも副鼻腔の炎症も残っていて、この後に続く馬油による治療が完治させたのか?

謎が謎を呼ぶ漢方薬治療の結末だったのでした。(←呼ばないってば)

参考リンク
鼻の健康についてあれこれ:馬油と鼻の日々