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鼻周期(Nasal Cycle)

風邪をひいたりすると、皆さんの鼻は左右交代で詰まりませんか?

人間の鼻腔は、外気の温度によって、自動的に広がったり狭まったりして、空気の流通をコントロールします。暑い夏は、鼻腔内にある鼻甲介という部分が収縮して、涼しい空気を体内に取り入れ、冬は、鼻に入った空気を暖めるために、鼻甲介は膨らみます。
体内に入る空気の温度を、常に一定にしようとするのですね。

ところが、時間によっても、鼻甲介は収縮と膨張を繰り返すそうです。しかも片側ずつ交代で。
これが、Nasal Cycle で、一定の時間が経つと、左右の鼻の通り具合が左右交代します。日本語にすると、“鼻周期”とでも言うのでしょうか。

周期は人によって様々、約1〜4時間ぐらいだそうで、この周期を実感できるのは夜です。
寝ていて時間が経つと、左右の鼻の通り具合が、いつの間に交代している経験は、よくあると思います。

また、Nasal Cycleには、時間の他にも、色々な要因が関係するらしく、夜、横向きに寝ていると、必ず上側になった鼻が良く通る、なんてのも、Nasal Cycleによるもので、普通の事だそうです。健康です。

私は、横になった時に、必ず交互に鼻が詰まるので、鼻汁が左右の鼻を、ずりずり移動しているんじゃないかと思っていましたが、これも鼻周期によるものだったんですね。
慢性鼻炎でいつも粘膜が腫れているので、鼻の通り具合じゃなくて、鼻の詰まり具合になっていたと。

Nasal Cycleが何のために起こるのか、という情報にはたどり着きませんでしたが、まあ、副鼻腔だって、頭蓋の軽量化とか、声を響かせるとか言われていても、はっきりした役割は、現在でも不明らしいですから。鼻周期の目的も、判明していないような気がします。
だって、鼻の穴の広がり具合が時間交代制じゃなくたって、あまり困らないんじゃないでしょうかね。省エネ?

ついでに・・・

Nasal Cycleは、自律神経がつかさどっているので、フルオート。自分の意志ではどうにもなりません。できれば風邪をひいた時のために、マニュアルモードも追加しておいて欲しかった。

参考リンク
橋本耳鼻咽喉科:鼻のはたらき
Web MD:Nasal Obstruction