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参考リンク

ヤミック(YAMIK)カテーテル

プレッツ置換法に比べると患者の負担が軽い排膿・洗浄方法と言われていたヤミックカテーテルですが・・・。

プレッツ置換法では、鼻腔と副鼻腔の構造上、篩骨洞以外の排膿が難しかったりします。しかしヤミックカテーテルを使用すると、全ての副鼻腔の膿を自由に吸引してくれるので、急性や慢性副鼻腔炎の治療に非常に効果があるそうです。

『さなだ耳鼻咽喉科』さんのサイトで、デモ治療のページが公開されています。なるほど、こんな感じでしょうか。

  1. 鼻の中にヤミックカテーテルを挿入して、鼻腔内に開いている自然口の前後で、風船を二個膨らませて鼻の中をせき止める。(自然口は副鼻腔につながっている。)
  2. 注射器のピストンを押したり引いたりすると風船に挟まれた部分の空気圧が下がって、自然口から副鼻腔の膿がずるーと引っ張り出されてくる。
  3. 洗浄もそのまま注射器から行う。耳管の開口部は風船の外側にあるため、洗浄液が中耳に流れ込む心配も無し。抗生物質も楽に副鼻腔内に入れることができる。

デモ治療ページを拝見すると、膿を吸引するだけなら、仰向けにならなくても良さそうです。でも上顎洞の場合は自然口が上向きなので、逆立ちしなくて大丈夫だろうか?

ヤミックカテーテルは、ロシアで開発されて、98年に医療器具として輸入が許可されたそうです。日本では、まだそれほど有名ではありませんが、患者に与える痛みも少なく、かなり効果も上がる治療器具とのことです。保険も適用されるので、これから、かなり普及していくのではないでしょうか。いや、してほしい。

ついでに・・・

普及してほしいと思っているうちに、2005年秋の薬事法改正で輸入できなくなったそうです。なんてこったい!

参考リンク
さなだ耳鼻咽喉科:YAMIK カテーテル副鼻腔処置